廃車(自動車)
廃車とは基本的には、鉄道車両と呼ばれる、電車や機関車なども入るのですが、このサイトでは、自動車に関する廃車を主に取り上げます。
廃車とは?
そもそも、廃車とは、自動車を廃車することだけではありません。自動車は私達の生活では、人や物を運んだり、移動したり、ドライブなどの趣味などいろいろな用途に使われていますが、そういった用途に使われなくなり、自動車の車籍と呼ばれる、自動車の戸籍みたいなものを、抹消して廃棄すること、または、そうされた自動車のことが「廃車」とよばれるようになるのです。車籍が抹消されると、ナンバープレートも取り外されますので、それで車道を走ると罰金が科せられます。車好きの私は、ベンツといった外車を廃車として処分した事があります。そのときまでは、廃車処分しか方法がなかったのです。
廃車された自動車は、2002年に制定し、2005年の4月1日から施行された「自動車リサイクル法」によって、自動車製造業者がリサイクルするように制定されました。それ以前は、その法律が決まっていなかったため、山や港、橋の下などに不法投棄されることも多かったそうです。法律によって、多少は不法投棄は少なくなっているようですが、それでも、根絶はしていないそうです。ちなみに、不法投棄の最高罰金額は1億円ですよ。
特に、近年ではエコなどのために、ゴミを少なくしたり、リサイクルなどの関心が高まっていますので、ゴミの不法投棄、特に自動車の場合は、リサイクルされた金属は、需要もあるので、少しずつでも、確実に減っていくと思います。
廃車する理由
自動車を廃車する理由として、最も一般的なのが「経年廃車」、つまり、古くなり壊れたり、不具合が起こりやすくなった、または新しいのに乗り換えるなどがあります。乗り換えの場合には、中古車として買い取ってもらうこともできるとおもいますが、引き取ってもらえなかった場合には、やはり、廃車として廃棄するしかなくなります。この「経年廃車」がおそらく一番多い理由だと思います。
ほかには「事故廃車」などがあります。あなたもそうだと思いますが、基本的に事故を起こした自動車は、嫌われます。例え、キレイに直したとしても、事故車と聞くと買うのを止めることが多いと言われます。この辺は心理的な要因だとも思います。また、事故を起こした場合、ひどい事故だと、車自体が再起不能となっていることもあり、修理を行って乗れるようにするよりも、廃車する方が安くなる場合もあるようです。
ちなみに、「事故廃車」は自動車事故だけではなく、水害で水を被ったり、地震や台風などのために乗れなくなった場合に、廃車を行うときも「事故廃車」と呼ばれます。しかし、「事故廃車」の多くは、自動車事故と考えていいでしょう。
また、最近では自動車業界なども不況で、自動車の売り上げは減っているそうですが、それでも、数年で新しいモデルの自動車が発表されます。そのため、10年以内で乗換えを行う家庭も多いようですが、今の自動車は、鉄板の防錆性能や車道の整備などのために、自動車の寿命は延びて、最高で約30年ほど乗れる場合が多いようです。もちろん、扱い方にもよりますが、早くても10年は普通に乗れますので、買い替えを考えるなら、最低で10年というのがいいと思います。
そうすれば、自動車業界は困るでしょうが、家計には助かると思います。
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最終更新日:2022/11/24